こんにちは！名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「流行り廃りのない音楽～ジャズ」です。

クラシックと並んで流行り廃りを感じにくいのがジャズです。

クラシックと同様ジャズも実際にはアーティスト自体には流行り廃りがあると言えますが曲自体はそれほど流行り廃りはありません。

ジャズの場合はそのジャズ楽しまれ方に廃れない理由があります。

ジャズはポップスと違い、カバー曲を中心としてライブをしたり、CDを制作するという特徴があります。もちろんアーティスト独自の新曲もありますが、「カバーはやらない」というジャズミュージシャンは少なく、大抵カバーの曲も演奏します。

カバーの曲が多いと例えば「枯葉」というジャズの超有名曲がありますが、この枯葉をミュージシャンごとに聞き比べるという楽しみ方も出来ます。

クラシックの場合も有名な曲を演奏することはよくありますが、ジャズは「アレンジ」を楽しむのに対し、クラシックは「解釈」を楽しむと考えることが出来ます。

昔の曲を新しいアーティストが演奏することで昔の曲に新しい命が吹き込まれます、正直カバーされた曲がそれほど流行ることはありませんが、逆に廃れることもありません。

流行りと廃りは表裏一体なので流行りがなければ廃りもありません。ジャズはそれほど売れるアルバムも少ないのですがたまにヒットするアルバムもあります。そういった場合は時とともにアルバムが廃れていくということはありますがジャズの名曲が廃れるということではありません。

こう考えると年を重ねると段々とクラシックやジャズに興味を持つ人が増えるのも合点がいきますね。では演歌はどうでしょうか？演歌は結局、アーティストごとに持ち曲があるため、非常に流行り廃りのお影響を受けます。また、カバーなども作曲家の許可を得る慣習などのためハードルが高いため廃れやすい体質があると考えられるでしょう。

これを機にクラシックやジャズを聞いてみてもいいかも知れませんね。